戦略 戦術の本質
戦略・戦術の本質は、最小のエネルギーの損耗で最大の効果を収めること。
※ 重要なことは、投入する戦力ではなく、消耗するエネルギーと効果との関係である。衆(多・大)を以って寡(少・小)を撃つ場合も、寡(少・小)を以って衆(多・大)を撃つ場合も本質は同じである。
戦略の原点
戦略の原点は、優勝劣敗の原理からいって弱者と強者の戦略である。しかも本当に必要なのは弱者である。弱者は原理に逆行して勝利を得ようとするからだ。戦略の原点は弱者の戦法であるにしても、強者も弱者同様、戦略が必要であり、戦略の本質を明らかにするとなれば、強者の戦略にもメスを入れることが必要だということだ。-- 武岡先生著「弱者の戦略・強者の戦略」(1989年 PHP研究所)より --
状況判断と戦略戦術
「状況判断」は目的・目標を達するため、各々の状況に沿ってどのような行動をとるのが最も効果的かを判断することである。その「状況判断」に基づいた行動が目的・目標に対する「戦略・戦術」となる。