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兵書抜粋

兵 法 家 伝 書へいほうかでんしょ

兵法家伝書 解説

「兵法家伝書」は、新陰柳生流の基本的な兵法の伝書で、寛永九年(1632年)九月に、柳生但馬守宗矩(1571~1646)62歳によって完成され、「進履橋」「殺人刀」「活人剣」の三部より成る。「進履橋」は一名を「新陰流兵法之書」と云われ上泉伊勢守秀綱から柳生但馬守宗厳(石舟斎)へ直伝された新陰流の実技法をまとめあげた「大凡の目録」で、目録と伝書を兼ねた体裁をとっている。これに対して「殺人刀」「活人剣」は石舟斎宗厳から但馬守宗矩の父子二代にわたって工夫考案された「習いの外の別伝」とされ、柳生の「新陰流」として実技法および心技法の理論的体系を詳述されている。

進 履 橋しんりきょう

  1. 三 学
    一 身構  一 手足  一 太刀  右の三个を以て、初学の門として、是より学び入るべし。
  2. 三学に就き、又五ヶの習
    一 身を一重になすべき事 一 敵の拳を我肩にくらぶべき事 一 我拳を楯につくべき事  一 左の肱を延ばすべき事  一 さきの膝に身をもたせ、あとの膝をのばすべき事
  3. 右 三学の初手 是はかまへ也。
    初手を車輪と云ふ。是は太刀の構也。まはるを以て、車と名付けたり。脇構なり。左の肩をきらせて、きるに隋つて、まはりて勝つ也。ひきくかまゆべし。惣別かまへは敵にきられぬ用心なり。城郭をかまへ、堀をほり、敵をよせぬ心持也。敵をきるにはあらず。卒尓にしかけずして、手前をかまへて、敵にきられぬやうにすべし。故に先づ構をはじめとする也。
    一 一刀両段  一 斬釘截鉄  一 半開半向  一 右旋左転    一 長短一味   右、一々立相の習、口伝にあり、書き顕はし難し。
  4. 九 箇
    一 必勝  一 逆風  一 十太刀  一 和卜  一 捷径  一 小詰  一 大詰  一 八重垣  一 村雲    右、師弟立相ひて以て之を教へ、書面に顕はし難し。
  5. 天狗抄 太刀数八
    一 花車  一 明身  一 善待  一 手引  一 乱剣  一 序  一 破  一 急
    右の外太刀数六   一 添截  一 乱載  一 極意   一 無二剣   一 活人剣  一 神妙剣  右の数々を能々習ひ得て、此の中より、千手万手をつかひ出すべし。三学九ヶなどと云ふは、大体を云ふ也。此道をよく得てより、太刀の数を伝ふべからず。
  6. 策を帷幄の中に運らして、勝つことを千里の外に決す。
    此句の心は、幕をうち、その中に居ながら様々のはかりごとをなして、千里の外の敵に勝つと也。然れば、此句を兵法に簡要と用ゐる心は、我胸の内を帷幄の中と心得べし。わが心のうちに油断もなく、敵のうごき、はたらきを見て、様々に表裏をしかけ、敵の機を見るを、策を帷幄の中に運らすと心得べし。さてよく敵の機を見て、太刀にて勝つを、勝つことを千里の外に決すと心得べし。大軍を引きて合戦して勝つと、立相の兵法と、かはるべからず。太刀二つにて立相ひ、切合ひて勝つ心を以て、大軍の合戦にかち、大軍の合戦の心をもって、立相の兵法に勝つべし。太刀さきの勝負は心にあり。心から手足をもはたらかしたる物也。
  7. 序破急に就き、三九廿七ヶの截相の事
  8. 上段三 中段三 下段三
  9. 上段三 中段三 下段三 刀棒 切合 截甲
  10. 上段三 中段三 下段三 上中下何も一拍子

右 此の一巻は、師弟立相ひ、教ふべく習ふべきを以て、委曲に書述ぶるに及ばず。右の目録相窮むる人に於ては、此の一巻を以て之を書写して授け、以て門弟の証と為すべき者なり。子孫の為に之を誌す。

上泉武蔵守    藤原 秀綱

亡父 柳生但馬守  平 宗厳

的子 柳生但馬守  平 宗矩

此一巻を進履橋と云ふ事は、張良、曾て石公に履をすゝめて、兵道を伝へて後、張良がはかりごとにより、高祖天下を治め、漢家四百年を保ちし也。是によりて、其心を取りて進履橋と名付けたるなり。此一巻を橋となして兵法の道をわたるべしと也。

殺人刀せつにんとう

  1. 古にいへる事あり、「兵は不祥の器なり。天道之を悪む。止むことを獲ずして之を用いる、是れ天道也」と。此のこと如何にとならば、弓矢、太刀、長刀、是を兵と云ひ、是を不吉不祥の器也といへり。その故は、天道は物をいかす道なるに、却而ころす事をとるは、実に不祥の器也。しかれば、天道にたがふ所を即ちにくむといへる也。しかあれど、止むことを得ずして兵を用いて人をころすを、又天道也と云ふ。その心如何となれば、春の風に花さき緑そふといへ共、秋の霜来て、葉おち木しぼむ。是れ天道の成敗也。
  2. 兵法は人をきるとばかりおもふは、ひがごと也。人をきるにはあらず、悪をころす也。今この三巻にしるすは、家を出でざる書也。しかあれど、道は秘するにあらず。秘するは、しらせむが為也。しらせざれば、書なきに同じ。子孫よく之を思へ。
  3. 表裏は兵法の根本也。表裏とは略也。偽りを以て真を得る也。表裏とはおもひながらも、しかくればのらずしてかなはぬ者也。わが表裏をしかくれば、敵がのる也。のる者をば、のらせて勝つべし。

活人剣かつにんけん

  1. 無刀之巻、無刀とて、必ずしも人の刀をとらずしてかなはぬと云ふ儀にあらず。又刀を取りて見せて、是を名誉にせんにてもなし。わが刀なき時、人にきられじとの無刀也。いで取りて見せうなどと云ふ事を本意とするにあらず。
  2. 無刀は、人には刀をもたせ、我は手を道具にして仕相するつもり也。然れば、刀はながく、手はみじかし。敵の身ちかくよりて、きらるる程にあらずば、成間敷也。敵の太刀と我手としあふ分別すべきにや。さあれば、敵の刀はわが身より外へゆきこして、われは敵の太刀の柄の下になりて、ひらきて太刀をおさふべき心あてなるべきにや。時にあたつて、一様にかたまるべからず。いづれにても、身によりそはずば、とられまじき也。
  3. 無刀は、当流に、是を専一の秘事とする也。身構、太刀構、場の位、うごき、はたらき、つけ、かけ、表裏、悉皆無刀のつもりより出る故に、是簡要の眼也。

此巻上下を、殺人刀、活人剣と名付けたる心は、人をころす刀、却而人をいかすつるぎ也とは、夫れ乱れたる世には、故なき者多く死する也。乱れたる世を治めむ為に、殺人刀を用いて、已に治まる時は、殺人刀即ち活人剣ならずや。ここを以て名付くる所也。

大友杏葉

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