兵法塾 - 兵書抜粋・作戦要務令 戦闘指揮 -
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兵書抜粋
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作 戦 要 務 令
綱 領 指揮・連絡 戦闘指揮
 
戦闘指揮
 
● 戦闘にあたり、攻防何れに出づべきやは、主として任務に基づき決すべきものなるも、攻撃は敵の戦闘力を
   破墔し、これを圧倒、殲滅するための唯一の手段なるをもって、状況真にやむを得ざる場合のほか、常に攻
   撃を決行すべし。
   敵の兵力著しく優勢なるか、敵のため一時機先を制せられたる場合においても、なお手段をつくして攻撃を 
   断行し、戦勢を有利ならしむるを要す。状況真にやむを得ず、防御をなしあるときといえども、機を見て攻撃
   を敢行し、敵に決定的打撃を与うるを要す。
   思案に余った艦長は、敵艦に突進せよ。(ネルソン)
 
● 指揮官は決心に基づき、戦闘指導の方針を確定し、これに準拠して軍隊を部署し、かつ戦闘の終始を指導
   するものとす。
 
● 戦闘指導の主眼は、たえず主動の地位を確保し、敵を致して意表に出で、その予期せざる地点と時機とに
   おいて徹底的打撃を加え、もって速かに戦闘の目的を達成するにあり。
   戦闘の勝敗まさにわかれんとするや、戦勢混沌として戦闘惨烈をきわむべし。指揮官は、敵もまた我と同一
   もしくはそれ以上の苦境にあるべきを思い、必勝の信念のもとに、堅確なる意思をもって、当初の企図を遂
   行すべし。
● 戦闘部署の要訣は、決戦を企図する方面に対し、適時、必勝を期すべき兵力を集中し、諸兵種の統合戦力
   を遺憾なく発揮せしむるにあり。
 
● 戦闘を実行するにあたり、所要に充たざる兵力を逐次に使用するは、大なる過失に属す。かくの如くするとき
   は、絶えず優勢なる敵と戦わざるを得ずして、自ら主動の利益を放棄し、徒らに損害を招き、終に軍隊の士
   気を挫折するに至るべし。
 
● 予備隊は、通常獲得せる戦果を拡張し、所望の地点に決戦を求め、所要に応じ、不時の事変に応ずる如く
   これを使用す。何れの場合においても、なし得る限り主導的に使用し、もってその効果を最大ならしむべし。
   予備隊を損害特に多大なる戦線に注入せば、再び同一の結果に陥ることあるに注意するを要す。
 
● 遭遇戦の要訣は先制にあり。これがため、敵に先立ちて戦闘を準備し、有利の状態に軍隊を展開し、戦闘
   の初動より戦勢を支配すること緊要なり。
   師団長は速かに決戦方面を決定し、その企図を所要の部隊に明示せざるべからず。
   遭遇戦とは、行軍隊形にある軍隊が衝突した時おこる戦闘をいう。
 
● 攻撃の重点は、状況とくに地形を判断し、敵の弱点もしくは苦痛とする方向に指向す。
 
● 防御陣地を占領せる敵に対しては、機動により、なるべく陣地外に決戦を求むるを可とす。
 
● 防御の主眼は、地形の利用・工事の施設・戦闘準備の周到等の物質的利益によって兵力の劣勢を補い、火
   力および逆襲を併用して、敵の攻撃を破摧するにあり。
 
● 追撃の主眼は、速かに敵を捕捉して、これを殲滅するにあり。
   これがために、広くかつ深く敵方に突進して、退路を遮断し、諸方面より敵を包囲し、もしくは、これを背後連
   絡線以外に圧迫し、またはその欲せざる地点において、これを捕え、もって敵を撃滅するを要す。
 
● 退却戦闘指導の主眼は、速かに敵と離隔するにあり。
 
● 時間の余裕を得んとする場合、敵を索制抑留せんとする場合においては通常決戦をさけて、持久戦を行う。

 

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