兵法塾 - 兵書抜粋・鬼谷子 -
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兵書抜粋
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鬼 谷 子
1 開閉 2 反応 3 内揵 4 虚隙
5 飛箝 6 反合 7  揣 8  摩
9  権 10  謀 11  決 12 符言
 
 
 1 開閉
 外交謀略の秘訣は駆け引きである。情勢変化を見極め、積極・消極の両策を巧みに使い分けねばならない。陰陽・柔剛・弛張・短長・賢不肖・知愚・勇怯・進退・攻防・貴賤 陽は動いて行くことであり、陰は止まって自重することである。陽がきわまれば陰となり陰がきわまれば陽にかえる。陰陽を適切に対応させること、それが開閉である。
 
 
 2 反応
 一石を投じてみよ。相手の本心をとらえるには網を張って待ちかまえ、一石を投じて相手を釣り出してとらえる。あらかじめ十分用心してまちかまえ、餌になるような言葉の糸口を投げかけて、相手に発言させて、これをとらえ、それをある物差しによって判断すれば相手の意志や企図を知ることができる。
 
 
 3 内揵
 内揵とは自分の意見を述べること、揵とは謀をたてることである。相手に納得してもらうにはその前に相手の心理を洞察し、受入れ気分を醸成しておく。まず君主の心理状態を確かめ、事の成否を判断して、成功の見通しをつけてから実行にとりかかる。
 
 
 4 虚隙
 相手の弱点を狙え。物事は一定の理にもとずいて動いている、この理を知ればその情勢変転のうちに必ず虚隙を発見できる。弱点を萌芽のうちに察知してこれに乗ずることが肝要である、その虚隙に対して適切な手を打ち、そのときの事態に最も適した方法をとることが大切であるが、その方法は状況によって千変万化する。
 
 
 5 飛箝
 君主に対し、人物評価と登用の途を説く進言・謀施の要領である。飛 とは言わせたり、発言を押さえたりすることである。言葉を誘い出して本心を確かめ、その本来の姿を暴露させてその意図・能力を知る。諸侯に対して対抗・随従、その言に対して賛同・反対を以て自分の思うようにしてしまう。
 
 
 6 反合
 去就は幾度か試みた後、これを決せよ。反合とは離反・合体、即ち去就である。古の反合の道をよくして誤らない者は広く天下を見渡し諸侯にあたり、仕えるべき主の候補を選びこれに反合の術を施し、去就を知り、天命を知る。心労、思苦の後、根源を極め、心を尽くして事を行い名を揚げる。反合の道、自らの才智を知り彼我の優劣を知る。
 
 
 7 揣
 揣ははるかである。国事をはかるには詳らかに権量し、人主に説くには詳らかに揣情せよ権量とは国力の要素について、量や強さを具体的に算定することである。揣情とは人の心理状態を判断することである。心は必ず形となって外に現れる、これを深く測り情を揣る揣情はすべての謀の根本であり、説得術の基本原則である。
 
 
 8 摩 
 摩はさするである。相手の身体を刺激して、心に反応を起こさせてその心そのものを知る、相手の内心に類する方法で摩を施せば内心は必ず反応を表現する。摩は揣の手段である。摩の術の機微を知るものは、時期を失しない。成功しても止どまらず速やかに去り、その駆け引きは適切巧妙であり、これを続けてついに天下の教化と統治に成功する。
 
 
 9 権
 権ははかりである。相手の能力・意志・物事の利害・優劣などを合理的に計算してよく確かめる。これによって相手の短所を確かめこれにまさる我が力を指向する、説得も謀計も相手を見て方法を選ばねばならない、どんな人間にも泣きどころはある。ここを狙って施せば必ず成功する。
 
 
 10 謀 
 謀ははかりごと・方法・手段である。人を説得するには相手の状態に対応する手を打つ。「その因るところを得て情を求める」何事も原因があって、これから事が発生し、これによって謀が生じる。相手の性質と心境に適応するような手を打って成功に導く。
 
 
 11 決
 決とは人のために疑い・迷いを決すること、迷っている者に決断させてやることである。決とはそれによって利がなくてはならない。利がなくては受け入れられない故に奇を用いる。情を決し疑いを定むるは万事の機にして、以て乱治を正し成敗を決す、成し難きものなり筮亀なるを用いて以て自ら決す。
 
 
 12 符言
 言と事実が割り符のように合う術の奥義。君主たるの奥義は「安徐正静」、君主は物の理を知らなくてはならない、その為には長目・天下の目。飛耳・天下の耳。樹明・天下の心を効かせる、これを洞察という。
 
 
 
 

 

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